高校野球の髪型に坊主が多いのは何故?規定はある?

甲子園などで高校野球を見ていると、みんな坊主(あるいはスポーツ刈り)をしている印象が強いですね。

他のスポーツでも坊主にしている学校もありますが、高校野球の坊主率は異常に高い印象が強いです。

※厳密にいうと坊主というよりはスポーツ刈りの場合も多いですが、ここではまとめて「坊主」と統一して書きます。

 

では、何故坊主率が高いのか?、あるいは高校野球の髪型に規定はあったりするのか?と疑問にも思いますよね。

ここでは、高校野球での髪型について調べてみました。

 

髪型に規定はある?

結論から申し上げますと、高野連などは髪型に関する規定は決めておらず、特に髪型に関する規定はないようです。

もちろん学校自体に髪型の校則がある場合が多いので、完全自由ということはないでしょうが、高校野球の大会に出るうえでの髪型のきまりはありません。

 

なので、高校野球の髪型の縛りは、明確なルールがあるというよりは「暗黙の了解」みたいな要素が強いと考えられます。

この「暗黙の了解」がどこまで通用するかは学校によりけりで、部において坊主を強制している学校もあれば、特に決めていない学校もありますので、高校野球をするなら100%坊主にしないといけないというわけではありません。

 

一般的に強豪校といわれるようなところであれば坊主強制が多いですし、今でもそういった学校の割合は比較的多いと考えられます。

ちなみに、「眉毛」に関しては、地方高野連の申し合わせとして「眉毛をいじった選手は出場できない」という事項があり、規定が定められているとみても良いでしょう。

 

坊主のメリット・デメリット

では、坊主頭のメリット、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

メリットとしては

  • 手入れが楽
  • 男らしく清潔、潔さを感じさせる

 

一方でデメリットは

  • 怖い、厳ついなどの印象を持たれることがある
  • 頭の形によっては似合わない
  • 冬は頭が寒くなる
  • 紫外線が頭皮に直撃する

などが考えられます。

 

坊主頭のメリットとしてよく挙げられるのが「手入れが楽」ですが、これは数多くのメリットがあります。

というのも

  • 整髪料がいらない
  • シャンプーが少なく済む
  • 寝ぐせが付かない
  • お金が節約できる
  • 髪型に気を遣わなくて済む

など様々なメリットがあります。

加えて坊主頭は「男らしい」「清潔」「潔い」といったイメージが一般的にあります。

女性ウケも意外と悪くなく、女性の72.5%が坊主頭を好むというデータもあるとか。

このようなメリットを考えると、坊主頭は高校球児に適した髪型だと考えられます。

 

一方で、「厳つい」などの印象を与えることも場合によってはあるため、一部そういった感情を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

「似合わない」は、ここでは割愛します。

  • 冬は頭が寒くなる
  • 紫外線が頭皮に直撃する

この辺に関しては、野球帽をかぶることを考えればプレー中は大丈夫かもしれません。

ですが、日常生活にもまったく不便さがないかというと、必ずしもそうではないようです。

これらは普段から帽子を被るなどすると、ある程度解消されるデメリットかなと思いますが、紫外線に関してはUVカットのものである必要がありそうです。

 

では、なぜ坊主が多いの?

出典:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2533298

高校野球に坊主が多いのは、「暗黙の了解」みたいなものだと先の項で述べました。

では、なぜそのようなものがあるのでしょうか。ここでは、考えられることをいくつか紹介していきます。

 

伝統

何となく想像がつく方も多いでしょうが、真っ先に思いつくのは「伝統」でしょうか。

少し話が飛びますが、戦前は国の一体化のため男子はみな坊主にするなどしていましたし、野球でもそれは例外ではありませんでした。

 

甲子園の開会式を見ていると、ある意味戦前からの伝統・名残ともいえる行進を今でも行っていますし、今でこそ髪型の強制はなくても、戦前からの伝統が色濃く残っている感じです。

高校球児の坊主頭も戦前からの名残が残り、世間もそれが当たり前になっているのかもしれません

 

オシャレができないように?

要は「髪型をいじっている暇があれば野球に意識を向けろ」とでも言いたいのか、髪を切って坊主にすることによりオシャレに意識が向かないようにしているという考えもあります。

 

先程眉いじり禁止事項を紹介しましたが、これは髪をいじれないの代わりにとオシャレをしたい選手が眉をいじることがあるためのようです。

 

丸刈り=野球部員というイメージから、自覚を

文字のまんまですが、野球部員というと丸刈りや坊主のイメージが我々にあるので、坊主にしていると私生活でも他人から野球部員という目で見られます。

言い換えれば、部の看板を背負うことにもなります。

これにより部員に自覚を持たせ、悪さをしたりしないようにということもあるのかもしれません。

 

手入れが楽

先程も紹介しましたが、坊主頭は手入れが楽です。

何かとお金がかかる野球部員にとって、手入れが楽なのは魅力的ですよね。

また、プレー時にも邪魔になりません。

 

これらは必要なこと?

坊主にさせられる理由をいくつか見てきましたが、坊主にしないといけない理由に正当性はあるのでしょうか。

 

問題を起こさないように、といってもサッカーなど他の部に比べて野球部員が特に問題を起こさなかったりする印象は特にないですよね。この辺に関してはむしろ個人の問題で、髪型のせいではありません。

 

またオシャレに関しても、そもそも学校の校則が存在する以上校則で規制すれば必要以上のオシャレはどっちみちできないと思われるので、坊主にする正当性に繋がることはないのかなと感じます。

また、結局眉をいじったりするのなら負のループになるだけです。

 

「伝統」に関しては守るべきものでもあり、時代にあわせて変えるべきものでもあります。

「坊主」がどちらに区別されるかは人それぞれ意見が異なるでしょうが、現代においては「必要ない」という意見のウエートのほうが増してきている印象です。

このように見ると、野球部=坊主という「暗黙の了解」に理由はあるのでしょうし、一部なるほどというところもありますが、きちんとした正当性があるのかといわれると疑問がぬぐえません

 

坊主頭は先程も紹介したように爽やかな印象のある髪型ですし、様々なメリットがありオススメの髪型の1つでもあります。

ですが、それを何もかも強制してしまう必要性は無いのかな?とも思います。

 

坊主だと危ない?

野球は硬球を扱うスポーツです。

硬球は文字通り硬いボールで、これが100km/hをはるかに超えるようなスピードで飛んでくるのですから、一歩間違うと危険であることに変わりはありません。

 

そこで、万が一硬球が頭部に直撃したとき、坊主の場合と髪を伸ばしていた場合だと、髪がクッションになって結果的に衝撃が和らげられるのでは?と考えることもできます。

そもそも我々人間において髪の毛が他の毛に比べて多くよく伸びるのは、生命活動において重要な頭部を守るためということも多かれ少なかれ理由としてあると考えられます。

 

これに関してはどこまで効果に違いがあるのか分かりませんが、普通に考えると坊主のほうが安全とはいえないのではないでしょうか。

 

プロ野球の髪型は自由

出典:http://puroyakyuplayers.com
 プロ野球選手を見ていると、中には坊主の選手もいますが、髪型をいじったりオシャレをしている選手は意外と多いです。

参考:野球選手のカッコいい髪型画像まとめ!【スポーツ選手の髪型】

 

日本野球の最高峰に位置する選手たちが坊主にしていない以上、坊主にしたほうが野球がうまくなるとか、当たり前ですがそういったことはないと考えられます。

髪型で野球をするわけではありませんので、野球技術の向上と坊主頭に関連性はありません。

このようなことも考えると、なんで坊主にしないといけないのかという意見が出てくるのも無理はないですね。

 


高校野球時代坊主にしなかったプロ野球選手

出典:Twitter

高校野球時代は殆どが坊主だったと考えられますが、現在楽天に所属している岸孝之投手は、名取北高校という無名の高校出身で、坊主にはしていなかったようです。

岸投手がこの学校を選んだのは坊主強制でなかったことが理由と本人がインタビューで語っています。

 

最後のまとめ

高校野球の坊主強制に関しては様々な意見があり、時代遅れなので排除すべきだという意見も最近は大きくなっている印象です。

高校野球の髪型に関してはあくまで規定があるわけではないので、坊主率が明らかに高いのは「暗黙の了解」のようなものです。

坊主頭は爽やかな印象を受ける一方で、それを大人が暗黙の了解で強制している現状があるのかもしれません。

 

これをどう捉えるかはあなた次第ですが、規定があるのか?という問いに関しては「ない」と答えたほうが正しいでしょう。

ただし、部が自主的に坊主強制にしているところが多いので、髪型の自由は一部を除くとあってないようなものでもあります。

また、名目上は自由でも、先輩などがみな坊主にしていると気まずいこともあるかもしれません。

高校野球の髪型について、今後どういう方向に向かうのか注目してみたいと思います。

 

 

ヘアケア商品ランキング

 

人気の髪型特集